Oval rosecut

ダイヤモンドは原石の形や特質などに合わせて様々な形にカットされます。
ほとんどはラウンドにカットされ、ファンシーカットのダイヤモンドは世界の流通量のほんの数パーセント。
ファンシーカットの中でもオーバルカットは美しさとカラット重量の保持においてバランスの良いカッティングスタイルです。
ラウンドに比べ、縦の長さがあるので、同じカラット数でも大きく見える効果があります。
図形としてのオーバルには明確な定義がなく、様々な曲線がオーバルと呼ばれ、卵型や角丸長方形もオーバルに含まれます。
オーバルカットの形は原石の形に合わせて、細長いもの、ふっくらしたもの、角の丸いもの、角ばったものと様々なバリエーションが。ちなみに幅と高さの比率は、1.33から1.66が好まれる比率だそう。
オーバルブリリアントカットは均整の取れたものが多いのだけれど、オーバルローズカットの石はユニークな比率で、どこか親しみを感じるラインにカットされたものが多いです。
オーバルローズカットの、ややスクエア寄りのフォルムの石を選んでネックレスに。どこかクラシカルで、すっきりとした印象に仕上がりました。
